NHKニュース7 (ニュース)
随意契約で売り渡された政府の備蓄米。令和4年産の古古米の販売価格は5kg税別で2000円。備蓄米を買い求めようときょうは雨が降る中長蛇の列ができた。午前8時半、都内にある大手スーパーに古古米を積んだトラックが到着した。午前10時の開店前から列ができ整理券も配られた。1家族1点の購入制限が設けられたが、用意された500袋は開店から約30分で売り切れ。大手スーパーの山本哲也社長は、選択肢の一つとして提供できればいいなどと語った。大手生活用品メーカーも今日から仙台市などにあるグループの店舗で販売を始めた。こちらも税抜きで5キロ2000円。95袋用意も販売は終了した。店内では試食をする人も。きょう小泉農相は、神奈川横須賀で「できても6月1週目の後半ぐらいかと正直思っていた」「何が起きたかと言うと1番に出そうと民間企業同士の競争が始まった」などと話した。
埼玉・小川町の道の駅では、令和6年の埼玉県産コシヒカリは5kg税込み4850円。リニューアルにあすから行うイベントが、お米のすくいどり。一人1回300円で、うまく行けば700グラム以上のコメが手に入る。5kgに換算すると2170円ほど。道の駅おがわまちの吉野勲駅長は、生産者に協力してもらいできるイベント、ぜひ埼玉県のコメを食べてもらいたいなどとコメントした。