国会中継 参議院予算委員会質疑
公明党の平木大作による質問。平木議員は核兵器禁止条約の締約国会議に出席した意義を語り、被爆の実相を核保有国の首脳に刻んでもらうことが重要であると述べ、米露中の首相に対して広島、長崎への訪問を働きかけてほしいなどと要望した。石破首相は各要人に働きかけは行っている、などと答弁した。また平木議員は核が実際に使用された場合の世界的な影響の調査研究の意向はあるのか?などと質問。
平木議員は核軍縮について、核保有国と非核保有国との間の橋を渡す意味でも、唯一の被爆国のリーダーとして首脳外交に取り組んでほしいと質問。石破首相は「核兵器の削減はいいこと。唯一の被爆国として核の悲惨さは訴えねばならないが、同時に我が国としてミサイル防衛の精度向上など核を使っても、国民の誰も傷つかないということを示すことも抑止力になると思っている」などと答弁した。