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朝鮮半島有事を想定した米韓両軍による定例の合同軍事演習「フリーダムシールド=自由の盾」は、きょうから20日までの日程で韓国で行われ、1月にトランプ政権が発足したあと初めてとなる。これについて北朝鮮外務省の報道局はきょう付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」を通じて“危険な挑発行為だ”と非難した。そのうえで“すでにわれわれはアメリカの軍事的な示威行為に対抗し、戦略的な抑止力の行使を継続する意志を表明した”として、対抗措置も辞さない姿勢を改めて示した。そして“アメリカが北朝鮮への敵視政策を続ければ、安全保障上の脅威に直面するという望ましくない結果を迎えることを肝に銘じるべき”と強調した。北朝鮮が反発を強める中、両軍はミサイル発射など北朝鮮の出方に警戒を続けている。