危機的な”官僚なり手不足”にどう対応するか

2025年4月17日放送 4:05 - 4:14 NHK総合
視点・論点 (視点・論点)

国家公務員の志望者減少や若手職員の離職増加が進んでいる。人事院の人事行政諮問会議、いわゆる「有識者会議」は幹部・管理職員の給与水準の引き上げや、働きやすい環境づくりなどを提言しているが、太田肇名誉教授は処遇の改善のみで人材を引きつけることができるのか疑問を呈す。「キャリア官僚」と呼ばれる幹部候補職員といっても日常の定型業務、資料作成などに追われ、年功序列とローテーション人事のもとでは、専門能力を磨きキャリアアップも容易ではないという。本人の意思に基づいたキャリア形成制度として、組織のなかで空いたポストを公募するジョブポスティング、希望する異動先を申し出るFA制度などがある。役所の職員に外の世界の空気を触れさせ、交流する機会も増やしてやるべきだという。キャリア形成を進めることで優秀な人材流出が進行、外部との交流機会が増えて癒着が生じかねないといった懸念事項はある。だが、太田名誉教授は「現状維持にこだわるのでは、角を矯めて牛を殺すことになりかねない」と語った。


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人事院同志社大学フレデリック・ハーズバーグ

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