モーサテ プロの眼
新村さんのプロの眼。新村さんは「それなりにカナダとメキシコからアメリカはエネルギー、特に原油は買っている。仮に10%関税が上がるという話になると単純計算で原油の価格は2.5%ぐらいアップサイドの影響が出てくる。原油コスト上昇と最終価格への転嫁への選択肢はより安い原油を購入、利益を削って販売、価格に転嫁→販売は減少。来年の中間選挙とかいろいろなことを考えると本格的に景気後退する局面入りというのはトランプ大統領も避けたいというのがあると思う。一応現状においては景気が後退するというのはリスクシナリオという位置づけでよいのではないか」等と話し、アメリカGDPの市場予想を基に算出したWTI価格を紹介。新村さんは「想定よりも景気が回復しないという前提の中で横ばい推移をしていくだろうというのが今のところの見立てになる」などと述べた。