サンデー・ジャポン (ニュース)
太田光はこれまでの党首対談を振り返り、「感謝の言葉しかありません」などと述べた。今回の参院選について、カズレーザーは「限られた時間でアピールするとなると家計にどれだけ負担を減らしてくれるかになり今までと争点があまり変わらない。それ以外の軸で戦ってる党はアピールできる。その1つが外国人規制」などと述べた。杉村太蔵は、昔の自民党がたくさん議席をとれたのは、真ん中よりちょっと左からかなりの右まで票をとっていたから。ところが最近は真ん中より左をとにかく集中的に訴える政党や、かなりの右を訴える政党が出てきてその辺の支持が中々取り込めなくなったという。今回の選挙戦は特にそうした動きが強いので、石破総理も警戒しているという。室井さんは、今回の参院選で特徴的なのは外国人に関する制度を公約に入れてる党が多いこと。一方で外国人労働者の労働の権利を保証することを公約に入れてる党もある。杉村太蔵が見た選挙のポイントは、膨れ上がる医療費・不必要な教育支援・財政再建が重要課題。巨額の財政赤字を抱えているので、円の信用が失われ円安が加速し輸入商品が値上がりし結果的に物価高になる。こういう時に通常日銀が利上げをしようとするが、財政赤字も膨らむため、日銀の政策自由度もなくなり早晩給付も減税もできなくなるという。
今回の参議院選挙について、室井さんは「ただの中間試験じゃない!参議院選挙史上初政権交代もあり得る」という。決定的なこれまでとの違いは、衆議院では少数与党で結果次第で総理が変わるかもしれないという意味では、事実上の政権選択選挙とも言える重要な位置づけだという。石破総理は自民・公明の与党で過半数50議席を目標に掲げている。杉村太蔵は、「あまりにも低すぎる目標」などと述べた。室井さんは、50議席でも政府与党内からハードルが高いというような危機感があるという。仮に50を割った場合、石破総理が直ちに辞めるかはわからないという。今回石破下ろしが起こる可能性はあるが、仮に降ろされた場合次の総裁選で勝ち抜いた次の自民党総裁が少数与党の状態だと首班指名で選ばれない可能性があるという。野党がまとまれば野党から総理が選ばれる可能性があるので、石破おろしが起きにくいのではという見る向きもあるという。太田光と各党党首との対談模様は、一部地域を除き7月14日Nスタで伝える予定。