ひるおび (ニュース)
最近の動向を受け、石破総理は新興政党の勢いに警戒している。新興政党や少数政党の動きとして、社民党・日本保守党は著名人を比例区に擁立、参政党は無所属の参院議員が入党し国会議員が5人になり政党要件を満たしている。参政党は、2022年の参院選で1議席、2024年の衆院選で3議席、今年の都議選で3議席と議席数を増やしている。2020年に神谷宗幣代表が「投票したい政党がないなら自分たちでゼロから作る」を合言葉に結党。YouTubeなどの動画配信で支持を拡大。保守色を全面に打ち出した政策が一定の支持を集めている。選択的夫婦別姓は一貫して導入反対を主張。外国人に対しては、外国人受け入れにも警戒感、外国人労働者育成就労制度の見直しを訴え。憲法に関して、一から作り直す創憲を提唱。参政党が人気のワケについて、田崎史郎氏は「右寄り路線と日本人ファースト」、林尚行氏は「自民党の不満の受け皿になっていた国民民主党の代わりになった」、岩田政治部長は「保守色が薄くなった自民党に不満を持つ人の受け皿に」ということになっている。田崎さんが自民党議員と話していたとき、ある幹部が「自民党議員で約4割が参政党と同じ主張をしたいと思っている」と言っているという。一番関心が高いところに政策を打ち出していて票につながる可能性が高いという。岩田さんは、参政党が考える憲法案は、自民党が考えた憲法草案よりさらに保守色が強いという。そういったことに対する懸念の声も一方で出てくるという。読売新聞と毎日新聞の調査結果によると、野党では3番目の多さとなっている。参院選での比例代表での投票先でも、野党では3番目の多さとなっている。