シューイチ 今週知っておきたいNEWS6
中国との関係が大きな争点となっていた台湾の総統選挙が昨日行われ中国と距離を置きアメリカとの関係を重視する姿勢の与党民進党の頼清徳氏が当選を決めた。頼氏は今回558万票を獲得。中国との緊張緩和を訴えた国民党・侯友宜氏におよそ90万票の差をつけて勝利した。台湾が民主化されて以来同じ政党が3期連続で政権を担うのは初。勝利宣言のあと頼氏は支持者らの前で中国との対話を進める姿勢を明らかにした。中国の国営新華社通信は中国政府のコメントを伝えた。「選挙結果は民進党が台湾の主流な民意を代表していないことを示している」とした上で「台湾問題を解決し祖国統一を成し遂げる我々の立場は一貫しており医師は揺るぎない」と強調している。