国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL
“核のごみ”最終処分場の世界初の稼働について、各国はフィンランドの状況を注視しているが、ほとんどの国は日本も含めフィンランドのように進んでいない状況。イギリスでは3地域が調査エリアとして選ばれたがうち1つは今年撤退し場所を絞るのに時間がかかる見通し。フィンランドに続き今年処分場の建設をはじめたスウェーデンも稼働は2030年代の見込みとなっている。しかしIAEAによると、原発の使用済み核燃料は世界で43万トンにのぼりさらに毎年1万トンずつ増える一方となっている。それだけにフィンランドの稼働は各国の処分へ影響があるとみられる。
