各地に広がる「事前防災」とは!?

2025年6月9日放送 5:05 - 5:10 日本テレビ
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今年の春、南海トラフ巨大地震の新たな想定が出された。事前防災の取り組みが各地で進んでいる。鎌倉の名所「小町通り」でも春から備えが始まっている。小町通りでの課題は、土地勘のない観光客を津波からどう逃がすか。南海トラフ地震で想定される津波は最大10m。現在の想定では小町通りに避難者が集中するため「群衆なだれ」が懸念される。現在は避難の案内看板はなく、店員が避難しながら観光客を導く「率先避難者」となることを目指すという。小町通り商店会は今後、避難の目印やマップなどを整備する方針。
高知県黒潮町でも事前防災の取り組みがが進められている。町で人気の土産物は缶詰。パッケージには「34M」の旗印。黒潮町缶詰製作所・友永公生取締役は「津波想定34.4mを模した形に。危険な想定だけど向き合おうと」と話した。今では「防災の町」として注目される黒潮町。13年前に初めて出された34mの津波想定には町中が驚いたといい、黒潮町役場情報防災課・村越淳課長は「避難放棄者がたくさんいた」と話した。その後、町は津波避難タワーを整備。日本一の大きさで、備蓄を充実させ230人をほどが収容可能だという。町は家屋の耐震化に100万円以上の補助金を用意し、職員が戸別訪問し耐震化を訴えた。国は、避難の徹底で津波の死者を7割、耐震化で全壊する建物を7割減らせるとしている。


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