めざましテレビ NEWS
きのう名古屋市では最高気温35.6℃と今年51回目の猛暑日となり年間最多記録を更新。日本気象協会・吉田気象予報士は18日までは関東から九州で厳しい残暑が続きそうだと指摘。残暑の影響で懸念されるのが紅葉。北海道にある大雪山系では既に木々が色付き始めているが、ウェザーニュースによると、今年の紅葉の見頃は暑さの影響で多くの名所で平年並みかやや遅くなる予想に。栃木・日光市にあるいろは坂でも見頃は例年より遅い10月27日頃としている。日光市では一部の葉が変色していた。異変は群馬県内にある紅葉を楽しめるお寺でも。境内の一面に散らばっていたのは茶色くなったもみじなどの葉っぱ。枝を見ると多くの葉が無くなっている。副住職は「極端に温度が上がる日が続きましたので葉が焼けちゃって、もみじって葉っぱが焼けますと茶色くなって紅葉する前に落ちてきちゃう」と話した。続く残暑や夏の天候に左右される紅葉。今後の見通しに専門家は「平年に比べると1週間、10日遅いかもしれないけど、(最低気温)8℃以下になる日が続いて紅葉のスイッチが入ったら楽しめる」と話した。