世界一受けたい授業 3時間目
第5位はデカ長。デカは刑事の隠語で長は部長や課長のことをさす刑事のトップを言う言葉。70年代から90年代にかけて刑事ドラマの中で使用された。刑事ドラマブームも下火になり、デカ長を使う人が減少し削除された。ここで問題。なぜ文部省だけ国語辞典に残っている?と問題が出た。正解は現在も音楽の教科書に掲載しているため。文部省唱歌は明治時代に文部省が作った主に小学校で歌われる楽曲のことだという。消えた言葉第3位はピッチ。通信サービスのPHSの略称。携帯よりも安くできることからピッチが若者中心に人気を集めた。しかし2000年代に携帯電話の使用量が値下げし、地方や山岳地帯では利用できないこともありシェアを失った。第2位は企業戦士。企業戦士はなんのこと?と問題が出た。正解は会社のために自分を犠牲にして仕事に打ち込む人のこと。80年代から90年代のバブル期に使用されていた。ここでクイズ。2022年に掲載された会社のために働く人を意味する言葉は?と問題が出た。正解は社畜だった。解説文は企業戦士と変わらない。バブル期では美徳とされていたが、時代が変化すればその考えも会社に利用されているとのネガティブなイメージに。またこの番組でもよく使う言葉が去年国語辞典に掲載された。その言葉とは?と問題が出た。正解はホニャララ。この番組をきっかけに掲載したという。消えた言葉第2位はスッチー。スッチーはスチュワーデスの略称で1996年まで使用されていた客室乗務員の名称。現在はキャビンアテンダントやCAと呼ばれるように。