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米・ワシントンでG7の財務相・中央銀行総裁会議が始まった。日本からは加藤財務大臣が出席。アメリカの関税政策に対し各国から異論が相次ぐとみられている。また日本時間の昨日11時頃から国連安保理の非公式会合が中国の呼びかけによって行われた。関税が議題となる異例の展開となり、中国側は終始アメリカの批判を展開した。安保理会合前にトランプ大統領は中国とも協議が順調に進んでいると語っていた。トランプ氏は中国に対し145%の追加関税を課しているが、ウォール・ストリート・ジャーナルはこの関税を50~65%程度まで下げる案が浮上していると報じている。トランプ政権の態度の軟化に中国外務省は「戦いたいなら最後まで戦う。話したいならドアは常に開いている」とした。さらに中国政府は石破総理に対し親書を送っていたことも分かった。アメリカの保護主義に抵抗する重要性を訴えたとみられている。日本側は北京を訪れた公明党・斉藤代表が石破総理の親書を手渡した。ただ日本は福島第一原発の処理水を巡り、輸入規制を行う中国に対しても釘を刺した。