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14人が死亡しおよそ6300人が被害に遭ったオウム真理教による地下鉄サリン事件からきょうで30年。東京・千代田区の地下鉄霞ケ関駅では遺族などが亡くなった人たちを追悼した。オウム真理教による一連の事件では元代表の麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚ら13人に7年前、死刑が執行された。高橋シズヱさんは霞ケ関駅の助役だった夫を亡くした。オウム真理教の3つの後継団体は今も活動を続け、公安調査庁が立ち入り検査などで警戒している。事件を知らない世代が増える中、被害者や遺族の団体は国に対し事件の教訓を伝え続けることや後継団体の監視を求めている。