ひるおび トレンドの現場
埼玉県上里町にある平沼水産では、うなぎの陸上養殖を行っている。大阪・関西万博でも、日本ならではの食文化や歴史などを体験できるツアーとして公式に紹介されている。うなぎは淡水で育てられている。養殖場の近くには、平成の名水100選にも選ばれた神流川があり、その恵みを受けた地下水を循環させて使っている。オリジナルブランド「侍うなぎ」は、平均7カ月かけ、60センチほどになるまで育てるという。直径8mの水槽に、1万3000匹のうなぎを養殖している。うなぎは狭い所を好み、密集していてもストレスがかかりにくい。小沢がエサやりを体験。エサは、魚粉を粒状にしたもの。養殖では、エサを安定供給できるため、うなぎの大きさや味に差が出ない。養殖の最終工程に行うのがうなぎの泥抜き。一定期間エサを与えずに、きれいな水で飼育することで、体内の臭みとなる物質を排出させる。うなぎは、2~3カ月食べなくても生きていいけるという。小沢は、うなぎのつかみ取りを体験。首元を優しく握るのがコツだという。表面のぬめりが皮膚を守り、水中でも摩擦がなく泳げる。