首都圏ネットワーク (ニュース)
関東甲信は大気の状態が不安定になっていて今夜遅くにかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがある。午後3時半の群馬県前橋市では急に雨が強く降り始めた。あす夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで関東北部で100ミリ、関東南部で80ミリ、甲信で60ミリと予想されている。気象庁は低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。一方、関東甲信はきょうも各地で気温が上がった。さいたま市の施設では子どもたちが楽しく水遊びをしていた。日中の最高気温は埼玉県鳩山町で36.3度、群馬県館林市で36.1度などと各地で猛烈な暑さとなった。あすも日中の最高気温はさいたま市で36度、東京の都心や甲府市で35度、横浜市や千葉市、長野市で34度などと予想されている。気象庁によるとことしは35度以上の猛暑日となった日の連続日数が過去最多に並んだり更新したりした地点が相次ぎきのうまでに関東甲信の126の観測点のうち、36地点と3割近くに上っている。経済産業省は来週前半も厳しい暑さが見込まれることに加え、複数の火力発電所が設備の補修などに入っているため、このままの状態では今月17日に東京電力と東北電力の管内で電力需給が厳しくなる可能性があるとしている。経済産業省は冷房は適切に使いつつ使っていない照明を消すなど電気の効率的な使用をお願いしたいとしている。