大の里 3度目の優勝”綱取り”へ

2025年3月24日放送 14:31 - 14:40 日本テレビ
情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)

きのうの優勝から一夜明け会見にのぞんだ大の里関。自身3度目の優勝を素直に喜ぶとともに故郷・石川県への思いも語った。石川県・津幡町に生まれ、7歳で相撲を始めた大の里関。次第に相撲にのめり込んでいき、中学・高校は親元を離れ、新潟県の強豪校に進学。さらに高校卒業後は相撲の名門・日本体育大学へ。大学でもその才能を発揮する。そして2年連続でアマチュア横綱の栄冠を手にした。その後、元横綱・稀勢の里が親方をつとめる二所ノ関部屋に入門し、大相撲の世界へ。そして異例のスピード出世を果たす。初土俵から4ヶ月後に十両に昇進すると、去年の初場所で入幕し続く大阪場所のあとには三役へと昇進。そしてこのスピード出世に置いてけぼりになっていたのは髪の毛。大の里関は髷を結えない“ざんばら髪”で土俵にあがっていた。その後も快進撃は止まらずデビューからわずか1年、七場所目で史上最速優勝を達成。さらに去年の秋場所で2度目の優勝を飾ると、初土俵から九場所目で大関に昇進。前代未聞の“ちょんまげ大関”が誕生した。そんな大関となった大の里が先月訪れたのが故郷の石川県・津幡町。ファンたちと交流し、子どもからの質問にも答えた。つかの間の帰省を楽しんだ大の里関だったが、この数日後には大阪に入り、迫る大阪場所に向けて稽古。大勢のファンが見守るなか土俵にあがり、後輩力士らと体をぶつけあっていた。そしてついに大阪場所が開幕。初日から3連勝するなど順調に勝ち越しを進めていった大の里関は11勝3敗と前頭4代目・高安と並んで首位にたった状態で千秋楽を迎えた。そして千秋楽は互いに白星をあげたため優勝決定戦までもつれ込んだ。2度の優勝を経て史上最速で大関に上り詰めた各界のニュースター、大の里関。一方、苦節20年、悲願の幕内初優勝を狙う35歳のベテラン、高安関。勝てば優勝の大一番。がっつり組合い接戦となるも、大の里関が高安関を土俵際に追い込み最後は送り出し。三場所ぶり3度目の優勝となった。大関に昇進してからは初めての優勝だ。この劇的な優勝に大の里関の地元も大盛りあがりとなっていた。そしてさらにファンが期待していたのは“横綱・大の里”の誕生。大関が二場所連続優勝することなどが横綱昇進の条件で、大の里関はまさにあと一歩のところまで来ているが、横綱のイメージを聞かれた大の里関は「全くそこは考えずに、自分のやるべきことをやって、来場所に向けてしっかり準備して頑張りたいと思う。」などと話した。


キーワード
日本体育大学稀勢の里大相撲七月場所高安大相撲九月場所大相撲一月場所新潟県大東市(大阪)大阪市(大阪)阿見町(茨城)津幡町(石川)大相撲十一月場所LINE若隆景二所ノ関部屋大阪場所第71回天皇杯全日本相撲選手権大会大の里

TVでた蔵 関連記事…

コメ価格”高騰” いつまで続く!?/赤羽元国交相… (情報ライブ ミヤネ屋 2025/2/21 13:55

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.