列島ニュース 大分局 昼のニュース
大分県によると、県内の「こども食堂」はことし3月末時点で156か所あり、活動の多くはボランティアによって支えられているが、食材の多くはフードバンクからの寄付に頼るなど運営費確保に苦慮しているのが実情。このため県は運営費の寄付を募ろうと今月1日からクラウドファンディングを立ち上げた。寄付は1回2,000円以上で、ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」を通じて11月28日まで受け付けるほか、金融機関などから振り込むことも可能。県では目標額を500万円としており、集まった寄付は大分県社会福祉協議会を通じて「こども食堂」に配分される。県によると昨年度行ったクラウドファンディングでは目標額を上回る約573万円が集まり、「こども食堂」1か所あたりに平均5万円程度が配分され、食材の購入などに使われたという。佐藤知事は物価高騰やコメ不足の影響が出ている。多くの県民にご支援いただければありがたい」と協力を呼びかけている。