グッド!モーニング (ニュース)
大手生命保険4社が、そろって過去最高益を記録した。各社の昨年度の決算によると、本業の儲けを示す基礎利益は日本生命が1兆109億円、第一生命HDが6388億円、明治安田生命が6264億円、住友生命が3798億円だった。明治安田生命の中村篤志副社長は、「年度を通じて円安の進行、国内金利の上昇など、生命保険会社にとっては追い風の金融環境であった」などと述べた。円安の影響に加えて、株式の配当や債券の利息収入が数字を押し上げた。前年度と比べて基礎利益が最も増えたのは日本生命で、生命保険業界で初めて基礎利益が1兆円を上回った。