めざましテレビ SPORTS
ドジャース・大谷翔平が「打撃のベストナイン」とも言われるシルバースラッガー賞の最終候補に選ばれた。メジャー全30球団の監督とコーチの投票によってポジションごとに最も優れたバッターを選ぶこの賞。今回、ナ・リーグ指名打者部門で最終候補に選出された大谷。ア・リーグで受賞した去年に続いての2年連続受賞となれば日本人初。さらにキャリア3度目の受賞はイチローさんに並び日本人最多となる。大谷はドジャース移籍1年目の今シーズン、最終候補にふさわしい活躍を見せた。本拠地で今シーズン第1号となるホームランを放つと、メジャー通算176本目のアーチを描き、松井秀喜さんを抜いて日本人選手のホームラン最多記録を更新。その後も大谷は異次元の大活躍。メジャー史上初の快挙となるホームラン50本50盗塁の「50−50」を達成。今シーズンは159試合に出場して打率3割1分。ホームラン54本130打点といずれも自己最高の成績を残し、ホームランと打点でリーグ2冠に輝いている。ナ・リーグ指名打者部門の最終候補には打撃タイトルを争ったブレーブスのM・オズナも選ばれているが、成績ではいずれも大谷に及ばず、米国スポーツメディアのブリーチャー・リポートは「大谷はMVPに選ばれる圧倒的な有力選手であり、シルバースラッガーにもほぼ確実に選ばれるだろう」、BVMスポーツは「50−50達成で歴史に名を刻んだ大谷は受賞する見込みだ」など、大谷の受賞を確実視している。また、日本人選手ではカブス鈴木誠也もナ・リーグ外野手部門で2年連続の最終候補に入っていて、史上初の日本勢同時受賞の可能性も。受賞者発表は日本時間今月13日。