列島ニュース (大阪局 昼のニュース)
「ドクタージェット」は高度な治療が必要な子どもを都市部の病院などにジェット機で搬送する取り組みで、ドクターヘリでは難しい長距離の搬送などにも対応できる他、重量のある医療機器を搭載でき、搬送中も高度な治療を行うことができる。運営するNPO「日本重症患者ジェット機搬送ネットワーク」によると、試験運航を始めた去年4月から今月23日までに子ども10人を搬送したという。一方、活動資金はクラウドファンディングで募り、2200万円余を集めてきたが、1人あたりの搬送に数百万円の費用がかかり、既に資金不足だという。NPOはこのままでは事業継続が困難だとして、当面の活動資金を集めるため、1億円を目標に新たにクラウドファンディングで寄付を募っている。