列島ニュース (大阪局 昼のニュース)
大阪関西万博の会場へのアクセス向上のため大阪メトロ中央線が夢洲まで延伸するのを前に試乗会が開かれた。大阪関西万博の開幕に向けては会場となる人工島「夢洲」へのアクセスが課題となっているが、大阪メトロでは中央線をコスモスクエアから延伸、今月19日に会場を最寄りの駅として夢洲を開業する。開業を前に延伸区間の試乗会が開かれ、抽せんで選ばれた40人余が参加。参加者を乗せた地下鉄は咲洲と夢洲を結ぶトンネルを通過したあと約4分で夢洲に到着。駅には日本の文化の一つ、折り紙をモチーフにデザインされたホームやコンコースの天井のアルミパネルや改札前に設置された電子掲示板などがあり、参加した人たちは写真に収めていた。大阪メトロでは万博期間中1時間あたり最大3万人の利用を想定し、中央線では最短2分30秒に1本の間隔で運行する予定で、アクセスの向上につなげたいとしている。