列島ニュース 沖縄局 昼のニュース
県が実施する沖縄戦から80年の平和祈念事業の一環として、子どもたちが戦争の悲惨さを学び、絵を描くことを通じて平和についての考えを深めてもらおうというワークショップが浦添市で開かれ、小学生など20人が参加した。1944年にアメリカ軍によって撃沈された疎開船「対馬丸」についてのアニメを見たり、講師の話を聞いたりして、子どもを含む1484人が犠牲となったことについて学んだ。続いて、対馬丸が撃沈されずに乗船していた子どもたちが疎開先に無事に到着していたら見ていたであろう景色などを絵を描いた。講師を務めた絵本作家・savaさんは「ワークショップを通じて平和っていまだよね、こういう状態だよねと感じることができたら」とコメントした。