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実質賃金指数のデータを見てみると、2024年は前年から下落した月が多く、トータルで一昨年より0.2%減少となった。賃上げが物価の上昇に追いつかないため、消費が落ち込んでいる。エンゲル係数は家計の消費支出に占める食費の割合を示し、低いほど生活水準が高いとされる。2024年は28.3%と2000年以降で最も高い数値となった。エンゲル係数が上がった理由は食料の価格上昇がほかの品目に比べて大きいことなどが挙げられる。一方で光熱費・水道費は前年よりも下がっており、節約が進んだとも指摘されている。今の状況を改善するには賃上げが必要。