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早田ひなに密着。8月1日、大阪府での練習を取材。練習相手はボールに強い下回転をかけて返球し相手のミスを誘うプレースタイル「カットマン」。日本では橋本帆乃香が世界ランク5位の王芸迪を倒すなど、世界でも脅威になっているプレースタイル。練習を始めた朝8時から6時間打ちっぱなし。練習が終わると、そのまま卓球台の横で食べ始めた。メニューはハンバーグや目玉焼き、蒸したじゃがいもなど。実はこれがこの日3度目の食事。1日5回の食事のうち、3回は体育館で食べる。午後3時から行ったウエートトレーニングはパリオリンピック後から始めた。ラケットを振る左腕は右腕と太さが全然違う。筋肉が落ちやすい体質のためトレーニングを試合の日も欠かさず行う。きっかけになったのはパリ五輪で感じた世界の壁。早田は「中国のトップ選手、基本的にそうやっている」などとコメント。ベンチプレスはパリ前より8キロ、スクワットは10キロアップ。午後4時、8時間にも及ぶ練習が終了。取材日はケガをしたパリ五輪からちょうど1年。パリまでの打ち方を思い出すのに時間がかかるという。それでも本来の姿を取り戻しつつある。練習を行う体育館にはロスオリンピックまでのカウントダウンを掲示。早田は「早くないですか、人生」などとコメント。
