列島ニュース (広島局 昼のニュース)
防災に関する様々な情報を一元的に集約した総合的なシステムを広島県と鳥取県が共同で構築して運用することになり、協定の締結式が行われた。両県はきょう、広島県庁で協定を結んだ。広島県は雨量データなどの気象情報や被害情報、避難状況といった防災に関する様々な情報を一元的に集約した総合的なシステムを運用し、災害時の初動対応や応援態勢の構築などにつなげている。県をまたいで広い範囲で災害が発生するケースもあることから広島県は気象や被害の情報を集約したシステムを鳥取県と共同で新たに構築し、来年4月から運用を始めることになった。広島県によると都道府県が共同で総合的な防災情報システムを構築して運用するのは全国でも初めてで、「今後中国地方の5県に広げてシステムの運用を目指したい」としている。