廃校の2割が未利用 廃校をもっと活用しよう! 国もPR

2024年11月5日放送 4:15 - 4:18 TBS
TBS NEWS (ニュース)

今、少子化もあって年間450校ほどの学校が廃校になり、その2割は利用されていない。国も必死のPRで活用を呼びかけている。都心から車で1時間半の茨城県かすみがうら市にも少子化の波は押し寄せ、17校あった小中学校のうち、8年前に6校が、一昨年にも4校が廃校になった。文部科学省は、廃校を利活用するためのマッチングサイトを立ち上げ、自治体と民間企業のお見合いイベントも開催している。かすみがうら市でも民間企業とうまくマッチングした事例がある。旧佐賀小学校はキャンプ場の運営会社「キャンピースかすみがうら」に年間100万円で貸している。旧牛渡小学校は建設機材メーカーの研究開発拠点になることが決定。年間264万円で貸し付け、来年春のオープンに向けて改修工事中。また、かすみがうら市では、廃校4校をコミュニティセンターなどの公共施設に衣替えもした。これだけの取り組みをしているかすみがうら市だが、それでも市内の3校は廃校のまま。全国的にも廃校の2割は活用されていないという。メンテナンスも行き届かないことなどから、最終的には取り壊される廃校もある。官民あげたマッチングへの模索が続いている。


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