延期の「二十歳のつどい」開催…友と再会

2024年6月17日放送 16:21 - 16:32 日本テレビ
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5月4日に石川県・志賀町で開かれた「二十歳のつどい」。式典冒頭には能登半島地震の犠牲者に黙祷が捧げられた。当初は1月7日に行われる予定だったが元日に震度7の地震が発生し、4か月遅れで開催。式典が終わると同じ地区の仲間で久しぶりに集まり、福塚悠人は夕方に開かれる 小学校の同窓会の幹事を務めている。同窓会の1ヶ月前に実家に帰省していた福塚さんを取材。地震の影響で家の壁は今も剥がれたまま。小学校の同窓会幹事を務めた福塚悠人さんは金沢から帰省中に被災。ライフラインは止まり毎日、給水所へ行く生活が続いたという。その後、金沢に戻ったが時折ふるさとを訪ね復興を見守っていた。そんな中、役場の担当者から「二十歳のつどい」を5月に開催するという知らせが。幹事となった福塚悠人が最初に取り掛かったのは同窓会の会場探し。向かったのは志賀町の施設で広さや音響機材など申し分ない場所だった。建物が歪み施設の主な営業は中止の状態で同窓会で使うのは難しいという声もあったが、ここを使いたいこだわりが。専門の業者から安全の確認を取り、貸し出しの許可を貰う事が出来たという。
同窓会の2人目の幹事である中林由季さんは京都から帰省中に被災。幹事としての役割はグループラインで同窓会への参加を呼びかける事。中林さんは小学生の時を思い出せるようメインイベントにタイムカプセルを計画した。迎えた同窓会の当日は会場に同級生が35人中27人が参加。同級生に怪我人は無く無事に再開し、開会の挨拶は幹事の福塚さんで話の中心は今の生活について。仕事の事や彼氏と彼女の事など、この時は被災した事を忘れて語り合っている。その様子を会場の片隅では数人の親達も見守っており、同窓会の開始から30分に福塚さんが動きタイムカプセルの企画を始める事を伝えている。タイムカプセルといえば校庭から掘り出すのがよくあるやり方だが準備されたのは段ボールに入った缶。小学6年生の時に思い出の品を詰め専門の業者に保管していたという。缶の周りには友達からの寄せ書きがビッシリ書いてあり、全員の缶の中には親から子どもに宛てた手紙も入っている。代表として幹事の1人である中林由季が母親から貰った手紙を読み上げ、手紙には当時の母親の胸の内が綴られていた。締めくくりは幹事の福塚さんが行ったという。


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