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村上祐子氏とともに103万円の壁を巡る攻防を伝える。国民・玉木代表は103万円の壁の緩和についてこれまでは譲歩を受け入れる姿勢を見せてきたが、今日の会見では譲歩しないと語気を強めている。この壁はとても高いものだが、高い目標を見せて与党に対し交渉を優位に進める狙いがあったと見られ、国民民主党内でも満額回答は難しいとの見方が中心だったという。玉木代表が強気な姿勢に変わった背景にはメディアもこの交渉を取り上げるようになったことがあると見られる。与党からは具体的な内容は出ておらず国民民主側が一方的に案を提示する状況となっている。鍵を握るのは公明・斉藤鉄夫代表で比較的壁の見直しについて前向きとなっている。その一方で財源の確保を巡っては国民民主と公明の間には差があると見られる。引き上げの金額は年末に決められる税制改正大綱が年内にまとめられる予定の中、同様に年内に決められる見込み。