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上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、北陸から山陰にかけて雪の降り方が強まっている。きょうは普段、雪の少ない近畿や四国の平地でも大雪になるところがある見込みで、気象庁は交通への影響に警戒するよう呼びかけている。午前5時までの6時間に降った雪の量は新潟県糸井川市能生で16cm、山形県尾花沢市、福井県敦賀市、滋賀県長浜市余呉で14cmなどとなっている。午前5時現在の積雪は青森県八甲田山系の酸ヶ湯で501cm、新潟県魚沼市守門で384cm、山形県大蔵村肘折で332cm、福井県大野市で124cmなどとなっている。きょうは普段、雪の少ない近畿中部や四国の平地などでも局地的に大雪となる恐れがある。あす朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで新潟県で30cm、北陸で30cm、中国地方で30cmなどと予想されている。気象庁は大雪による交通への影響に警戒するとともに、雪崩、屋根からの落雪、着雪による停電や倒木に十分注意するよう呼びかけている。足元に十分注意するとともに、屋根からの雪降ろしは複数人で行うほか、命綱やヘルメットを正しく着用し、はしごはしっかりと固定するなど安全対策を徹底する。