サンデー・ジャポン (ニュース)
3人の首脳が初めて集結した中国の軍事パレード。それぞれ結束をアピールしたが、立山北京支局長は、影の主役はトランプ大統領と指摘。理由の1つがアメリカを意識した兵器の登場。現代の戦争に欠かせない装備品が、中国は国産で持っているということをアピールすることで自分たちがアメリカに対抗できる軍事力を持ってるということをアピールしたという。中国は、長いアメリカとの戦いの途中にあると思っており、そのアメリカと対峙する上で自分にはロシアも北朝鮮もいるということをアピールすることで、トランプ大統領との交渉を有利に運ぼうという狙いがあるという。習首席は貿易戦争を繰り広げる中で、関税交渉も視野に。プーチン大統領は、ウクライナとの戦いにおける交渉を有利に進めたいという思惑があり、金正恩総書記はいずれ行われるかもしれない米朝首脳会談を見据えて中国に相談に来たのではと言われている。今回3人の首脳が結束することで国際社会の分断がかえって際立った結果になった可能性もあるという。