超無敵クラス 超無敵!新人俳優発掘オーディション密着
2024年11月、とある大型プロジェクトがスタートしていた。応募総数8216人で小栗旬や綾野剛を要する大手俳優事務所トライストーンを含む大手4社が集結した一大オーディション。限界を設けず海外でも活躍できる才能を発掘し、優勝者には賞金100万円と映画&ドラマ出演権が。3か月にわたる密着期間でスターを夢見る10代の熱いドラマがあった。さらに小栗旬や坂口健太郎などの大物俳優たちも緊急参戦。3か月前に向かったのはオーディション会場となる都内スタジオ。そこにはトライストーンなどで多くの俳優を育成した千葉大樹先生がいた。集まっていたのは8216人の中から選ばれた精鋭たち26人。中には舞台「アニー」で主役を演じた候補生や劇団四季「ライオンキング」に出演していた実力者も。この26名の中から選ばれた12名が大阪USJで行われる最終審査へ駒を進める。中でも藤井凛人くんと長谷川慶斗くんは演技未経験だが異彩を放っていた。そこへオーディションの発起人であるトライストーン会長の山本又一朗氏が訪れて空気が変わった。演技審査では3つの台本から事前に1つを選び、2人1組で短い劇を披露。グランプリには賞金100万円のほか、トライストーンとの専属契約や東宝映画・ドラマへの出演権などスターへの道が約束される。
この日一番の演技を見せたのは、舞台「ライオンキング」にヤングナラ役で出演していた中本羽美で13歳とは思えぬ表現力だった。この26名の中から12名が最終審査へ。会長が考える選考のポイントは12~13歳の人も呼んでるので長い時期を経てかなり重厚な芝居の捉え方ができるように期待したいなどと話した。そして5日後の大阪、この日はファイナリストが通達される日となっていて藤井凛人くんや佐々木莉央くんたちに話を聞くこととなった。長谷川慶斗くんは裕福ではないため家計を助けたいという特別な思いでオーディションに挑んでいた。そしてついにファイナリストの通知が届くこととなった。