サン!シャイン (ニュース)
急転直下の辞任表明した石破茂首相。この1年で成し遂げたことを語った一方、やり残したこともあると本音を漏らす場面も。会見の3時間前、各局が速報で「石破首相が辞任の意向を固めた」ことを報じていた。番組が取材したのは、旧石破派・山下貴司衆院議員。ポイントと指摘したのは、おととい行われた菅元首相と小泉大臣との会談。旗色が大きく変わるきっかけとなったのが、7月に行われた参院選。「与党で過半数」の目標議席を達成できず、衆院に続き参院でも少数与党となる事態に。しかし、続投へ意欲をみせた石破首相。野党や自民党内から反発の声。巻き起こったのは、事実上の退任勧告にあたる総裁選の前倒し要求。自民党は、総裁選の前倒しを求める議員に書面の提出を要求。きょう“石破おろし”の成否が決まる予定だった。しかし、それを前にきのう突然の辞任を表明した石破首相。辞任の決断に至った2つの理由は、日米の関税交渉と自民党内の分裂を避けるため。
