news every. 投票前に考える 政党フカボリSP
NNNと読売新聞の世論調査によると、国民民主党の支持率は今年1月と4月の13%から先月下旬は5%と急落している。玉木代表は反転攻勢のカギに現役世代からの支持を挙げた。玉木代表は演説後に支持者らとの写真撮影に応じ、その写真がSNS上で拡散されることで支持を獲得することを狙っている。さらにXでのライブ配信にも力を入れ、ネット上で有権者とつながる機会を増やす”ネットどぶ板選挙”を展開している。またこれまで支持が弱かった女性からの支持獲得にも力を入れていくとしている。
参院選の”台風の目”となっている参政党・神谷代表は「日本人ファースト」を掲げて保守的な政策などを訴えている。参政党は結党5年で全国に150人の地方議員を有し、参院選でも全選挙区に候補者を擁立。今急速に支持を伸ばしている。各政党のYouTubeを分析すると、参政党の新規登録者数がこの1か月で急増していた。支持者の中には無党派層から参政党支持になった人も多くみられた。神谷代表は「保守層も無党派層も右からも左からも全部取る」などと話した。その一方で外国人の流入規制などを掲げる参政党の政策などに批判の声も上がっている。神谷代表は「ルール設定が大事だよと言っているだけなのになんでそれが排外主義になるのかよく分からない」などと話した。
一昨年結党された日本保守党は日本の伝統的価値観や国益重視などを掲げている。衆議院で3議席を持ち、参議院でも初の議席獲得を狙っている。ただ他の保守政党との差別化が課題とも指摘されている。百田代表は「私たちは今の日本にとってのベストの政策を考えているので他党との違いはあまり考えていない」などと話した。
れいわ新選組は他党に先駆けてSNS発信に注力し、去年の衆院選では比例で約380万票を獲得。ただ新興政党の相次ぐ出現で埋没してしまっているという課題もある。