政府「反撃能力」ミサイル配備 急ぐ

2023年12月15日放送 19:19 - 19:24 NHK総合
NHKニュース7 (ニュース)

この一年は防衛力強化に向けた様々な動きがあった。航空自衛隊では先月、民間機が主に利用する民間空港で初めて、有事を想定した戦闘機の離着陸訓練が行われた。自衛隊の基地が攻撃を受けて使えなくなったことを想定したもので、岡山や鹿児島でも実施された。防衛省は理解が得られれば他の空港でも行いたいなどとしている。また弾薬庫の整備も始まっていて、陸上自衛隊大分分屯地では大型の弾薬庫2棟を増設する計画で、先月着工している。防衛省は新たな弾薬庫を約10年後までに全国に130棟程度整備するとしている。また反撃能力に活用するミサイルについて木原防衛相はきょう、当初の計画から1年前倒しして2025年度から配備すると明らかにした。さらに米から購入予定のトマホークも半数の200発を1年前倒し、2025年度から配備予定とのこと。政府は防衛力の抜本的強化に5年間で43兆円をかけるとしているが、物価高や円安などで価格が上がっているものもあり財源確保などが課題となっていて、政府は効率化・合理化を図り43兆円の範囲内で進める方針としている。


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