サンデー・ジャポン (ニュース)
本日行われている自民党大会の前日となるきのう、全国幹事長会議が行われた。全国の自民党の党員数が今週発表され、1年前と比べ約6万人減少していることが分かった。少数与党の国会運営。日本維新の会が求める高校授業料無償化などを受け入れ、今週火曜日、ようやく新年度予算案が衆議院を通過。当初の案が修正されるのは29年ぶり。石破総理が今週決断したのが高額療養費制度の見合わせ。去年、政府が高額療養費の負担上限額を段階的に引き上げる方針を示したところ、患者団体から反対の声が続出。先週、政府は来年以降の対応の判断を先送り、今年8月からの引き上げは実施するとしていた。今週金曜日、今年8月の引き上げを盛り込んだ予算案が既に衆議院を通過しているが、突然の方針変更を示した。立憲民主党・野田佳彦代表は「これは英断ではなく優柔不断」と指摘。役職停止から復帰した国民民主党・玉木雄一郎代表は「ハチャメチャでブレブレ」と指摘。今後の争点となるのが「ガソリン税の暫定税率廃止」。円安や情勢不安などで年々値上がりし続けるガソリン料金。今年に入り、レギュラー1リットルの料金は180円超(資源エネルギー庁による)。今週月曜日、国民民主党は立憲民主党と共にガソリン税の暫定税率を今年4月から廃止する法案を、日本維新の会は来年4月に廃止する法案をそれぞれ提出した。玉木代表は「ガソリンも暫定税率廃止してやりますと決めてるのに、再来年度から来年4月以降の話ですよと、自民党・公明党に加えて維新もそういうことにしてるんですけど、ただ皆さん1年待てますか」と話した。日本維新の会・吉村洋文代表は「(国民民主党が求める)来年4月からと政府与党が納得しない案にやったところで通らない。実現するのが目的だったら実現する案を作った方が僕は良いだろうとは思います」と話した。