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日本の農産品の輸出が去年に比べると全体で15%増え、中でもお茶が86%と突出して増えている。抹茶海外でも人気ということもあり、品薄状態になっているという。京都・宇治市 にある老舗・丸久小山園・野々村慎二さんは 「抹茶の価格が更に上昇している」と話す。背景には農家の減少、輸出量の増加、インバウンド需要の広がりがある。価格上昇は茶の湯にも影響を及ぼし、茶道家
・阿部宗亜さんは“”日本文化の衰退につながってしまう”と話している。一方、丸山小山園・野々村さんはは宇治抹茶と名乗る中国企業にも懸念を抱いており、世界の消費者が産地を誤認する可能性があると憤っている。ジャーナリスト・大門小百合さんは「日本のブランドを守る法整備をしないといけない」と述べた。