ワールドビジネスサテライト (ニュース)
ノーベル経済学賞の受賞会見で喜びを語ったゴールディン教授。女性の雇用率の変化や男女間の賃金格差などを分析舌研究が評価された。受賞会見では日本の労働市場を巡る課題について「日本は世界的にも最も優れた育児休業制度が整備されているのに、『育休明けに不利益を被るかも』と制度を利用しようとしない」と述べた。また、課題の1つが男女の賃金格差。G7の中でも日本は格差が最も大きい。働く女性が増えていることを評価する一方、「日本における女性の労働時間は短い傾向にある。労働市場への参加はいいことだが、彼女たちはどこにも進めていない。男性と違い正社員ではない場合が多い。女性が労働参加するだけでは足りない」などと話した。