国会中継 (衆議院予算委員会質疑)
日本維新の会・教育無償化を実現する会 山本剛正氏の質疑。山本氏は大規模災害時にはプライベート空間の確保の難しさや、ペットの同伴禁止、ライフラインの確保など様々な課題がでてしまうものの、車中泊を選択する人も多く存在すると紹介。熊本地震をめぐっては約7割の人が車中泊避難を選択しているとのアンケート結果があり、複数回答可能の調査では安全との声が80%近く、プライバシーの問題が約35%、小さい子どもや体の不自由な方・ペットがいたと15%が答えるなどしているが、避難できないと思った・満員だったという声も寄せられている。エコノミー症候群などリスクについても周知を行うことで影響を減らすことができることから、環境整備を進めることが大切としている。車中泊のニーズは高まっているが、RVパークは避難所としても活用できるが設置は不十分であり大幅な普及が必要ではないかと提案。岸田総理は寝泊まりが難しい・自宅倒壊のリスクが有るなどの理由から車中泊する人が多いことは承知しているが、車中泊避難はエコノミークラス症候群などのリスクが有り、周知や環境の整った場所へ誘導することが大切と認識している、自治体に対して被害時の活用を想定したRVパークの設置事例の普及を進めていくとしている。山本氏は災害でニーズが変わることもあり、注意喚起すれば有効な手段方法となるのではないか、電源確保の方法も課題となると言及。
山本剛正議員の質疑。マイナ保険証の普及・利用について。去年12月まではマイナ保険証を提示した場合の診療報酬加算は初診が2点。再診が0点で調剤が1点だった。一方従来の保険証では初診が6点。再診で2点。調剤で4点となっていた。診療報酬加算は現在だと従来の保険証の方が多いとのこと。これを踏まえて山本議員は従来の保険証利用による診療報酬加算を廃止して、マイナ保険証の利用率増加に応じた支援に一本化すべきではないかと主張。岸田総理は令和6年度の診療報酬改定でマイナ保険証の利用実績に応じた評価を導入し、支援を拡充していく予定などと話した。