国会中継 参議院予算委員会質疑
日本維新の会・猪瀬直樹さんの「社会保険料」についての質問に石破総理は「若い人が少なくて高齢者の方が多いというところに機運するんだと思っている。社会全体のリスクをどう負担するかという観点から考えたときに出生率が上がり、人口が増えることを前提として作っている制度なので、若い方々が減っていくこととなると問題が発生する。そこをどのようにして社会全体のリスクを分担するかという観点から制度設計を今後さらにするべきものだと思っている。」などと答えた。
日本維新の会・猪瀬直樹さんの「医薬品」についての質問に福岡厚生労働大臣は「緊急避妊薬やED治療薬についてはスイッチ化の議論の過程において偽造医薬品や不正な受け渡し等への対策の観点での検討がされているが、このような観点のみでスイッチOTC化を行うものではなく、使用者の方々の啓発や専門家の関与といった適正使用を確保するために必要な対策も合わせて検討している。すでに薬を服用し続けている方々の窓口負担がかなり上がるので負担感や医薬品のリスクに応じたアクセスについても考慮しながら検討を進める必要がある。」、石破内閣総理大臣は「政府としてスイッチOTC化については令和5年末時点で海外2か国以上でスイッチOTC化されている薬品については原則として3年以内に日本でもOTC化することになっている。スイッチOTC化というのは三党合意に明確に記載されているものではないが、現在三党管理員で議論を行っていて進捗のみられる項目もある。三党合意の実現に向けて引き続き着実に議論を進めていきたい。」などと答えた。