日本被団協が原爆慰霊碑に報告

2024年10月13日放送 17:35 - 17:36 TBS
Nスタ (ニュース)

今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協・箕牧智之代表委員は、きょう受賞決定後初めて広島市中区・平和公園を訪れた。箕牧代表委員は「核兵器廃絶をあきらめない」と述べた。慰霊碑に花を手向け、代表委員を務めた坪井直さんなどこれまでに亡くなった被爆者、約34万人に受賞決定を報告した。被爆者の平均年齢は85歳を超えていて核兵器廃絶の訴えをいかに引き継ぐかが課題。長崎では被団協の代表委員を務めた谷口稜曄さんの墓前に遺族らが受賞を報告した。谷口さんは原爆で傷ついた体で40か国以上を訪れ核廃絶を訴え続けた。日本被団協・田中重光代表委員は「“政治指導者に警鐘を鳴らす”意味でも受賞できたと思う。(核保有国が)核兵器を捨てないといけない、そういうところまで追い詰めていきたい」と語った。


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