- 出演者
- 出水麻衣 高安奈緒子 吉村恵里子
オープニング映像。
オープニングの挨拶とラインナップの紹介。
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- 大谷翔平
右大たい骨の骨折で東大病院に入院していた上皇后美智子さまが、きょう午後に退院された。上皇后さまは午後2時過ぎ、東京・文京区の東大病院を退院された。その後、お住まいの仙洞御所がある東京・港区・赤坂御用地に車で到着し、6日ぶりに御所に戻られた。上皇さまは戻られた上皇后さまを御所の車寄で出迎えられ、ご夫妻は言葉を交わされたという。宮内庁によると、手術後の経過は順調で上皇后さまは検査から看護まで心を尽くしてくれた病院関係者に感謝されたという。上皇后さまは今月6日に仙洞御所で転倒して右大たい骨上部を骨折し、8日に折れた骨をつなげる骨接合術の手術を受けられた。今後、仙洞御所で自力歩行に向けたリハビリを続けられる予定。
衆議院選挙の公示があさってに迫る中、石破総理大臣はきょう就任後初めて応援演説に入った。一方、裏金問題で攻勢を強める野党だが、候補者の一本化が進んでいない。石破総理の目的は、公明党・石井啓一代表の応援演説。石破総理は「自公連立はこれからは公平、公正、正直、誠実、謙虚であり、そういう政権として皆様型の審判をたまわりたい」と述べた。小選挙区が10増10減となった今回の衆院選。公明党は石井代表を比例代表から埼玉14区へと転出させ、小選挙区での議席の獲得を狙う考え。埼玉14区には石井代表のほか、日本維新の会・加来武宜氏、国民民主党。鈴木義弘氏、共産党・苗村京子氏が立候補を予定。本格的な選挙モードへと突入し、各党党首はきのう獲得議席の目標を掲げた。立憲民主党・野田佳彦代表「自公の過半数割れ、比例第一党になる」、日本維新の会・馬場伸幸代表「関西以外での小選挙区での勝利」、石井代表は「11選挙区は完全勝利」、共和党・田村智子委員長「沖縄1区の議席をかんらず守り抜き、1区〜4区の勝利のため貢献」、国民民主党・玉木雄一郎代表「11議席は確実に確保」、れいわ新選組・山本太郎代表「衆議院3議席、全体8議席を倍増以上」。野党側は政権交代を目指すとしているが、候補者一本化の調整は進んでいない。派閥の裏金事件で自民党に逆風が吹く中、候補者を一本化することで野党候補が勝てる可能性が高まるはずだが、なぜ共闘は進まないのだろうか。政治部野党クラブ・加納沙也香キャップが解説「比例の得票数を増やすため」。小選挙区での与野党一騎打ちの構図は、野党候補の一本化が進んだ前回の衆院選に比べ大幅に減っている。野党乱立は自公を利すると言われ、共闘すれば野合と言われる野党側。衆院選は選挙区や地域ごとの共闘にとどまる見通しで、水面下でギリギリの調整が進んでいる。公示があさってに迫る中、残された時間は多くない。
今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協・箕牧智之代表委員は、きょう受賞決定後初めて広島市中区・平和公園を訪れた。箕牧代表委員は「核兵器廃絶をあきらめない」と述べた。慰霊碑に花を手向け、代表委員を務めた坪井直さんなどこれまでに亡くなった被爆者、約34万人に受賞決定を報告した。被爆者の平均年齢は85歳を超えていて核兵器廃絶の訴えをいかに引き継ぐかが課題。長崎では被団協の代表委員を務めた谷口稜曄さんの墓前に遺族らが受賞を報告した。谷口さんは原爆で傷ついた体で40か国以上を訪れ核廃絶を訴え続けた。日本被団協・田中重光代表委員は「“政治指導者に警鐘を鳴らす”意味でも受賞できたと思う。(核保有国が)核兵器を捨てないといけない、そういうところまで追い詰めていきたい」と語った。
10代の少年少女の運動不足が浮き彫りになった。スポーツ庁が昨年度に実施した体力運動能力調査で、10代の少年少女の体力テストの点数がコロナ禍以降で大きく低迷していることが分かった。コロナ禍の前までは過去最高レベルだったが、専門家は「スマホでのゲームやSNSなど、スクリーンタイムの増加が一因」とみている。一方30代〜40代の女性についても運動不足や体力の低下が指摘されている。
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アメリカ大統領選の民主党の候補・ハリス氏が「非常に良好」とする健康診断の結果を公表し、詳しい健康状態を明らかにしていない共和党・トランプ氏を批判した。ハリス氏の診断結果には血圧や心拍数などの数値が記載されている。これを受けトランプ陣営は、去年公表した「健康だ」とする書簡を改めて公開したが、具体的な数値はしめされていない。
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今年の日本の夏は観測史上最も暑かったと気象庁が発表。気候変動に関する国際的な研究にも参加する専門家に最悪のシナリオを聞いた。今年は10月に入っても真夏日が相次いだ。東京都心は10月に入ってから2回真夏日となっていて、過去最多に並んでいる。この暑さについて気象庁気候情報課・吉松和義課長は会見で「夏平均でも昨年と並び歴代1位の高温となっている」、異常気象分析検討会・中村尚会長は「今年の暑さも異常気象と言って差し支えない」と述べた。福岡・太宰府では最高気温が35℃以上となる猛暑日が計62日となり、年間の猛暑日日数としての国内最多記録を更新。1年のうちの2か月以上が猛暑日だった計算。7月には栃木・佐野で41.0℃を観測するなど危険な暑さが続出し、今年6月〜8月までの平均気温は平年と比較してプラス1.76℃と去年に並び観測史上最も暑い夏となった。さらに9月に入っても猛暑日が続出し、平均気温はプラス2.52℃と去年に続き過去2番目の高さ。日本は将来どこまで暑くなってしまうのか。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の研究にも参加する東京大学・小坂優准教授に最悪のシナリオを聞いた。地球温暖化に拍車がかかれば最悪のシナリオでは今世紀末には4.5度の上昇が予測されているという。仮に日本の気温が約4.5度上昇した場合、20世紀末よりも猛暑日は約19日も増える。今年、東京都心で猛暑日を観測したのは20日。将来この日数が更に増加することが見込まれる。小坂准教授は「他の自然災害と一緒に起こる確率がすごく高くなる」と語った。気温が上がると海水温も上がり台風の勢力も増すと予測されている。極端に勢力の強い台風や地震など別の災害によって停電や断水が起きているところに猛暑が襲えば、熱中症など暑さの災害で被害が拡大することが予想される。さらに危険な暑さはある健康被害を引き起こし、熱中症の10倍もの死者を出していると指摘する専門家もいる。東京大学・井原智彦准教授は「熱中症の死者は30年を平均して300人ぐらい、“熱疲労”で亡くなる人は3000人ぐらい」と語った。
TBS社会部・本杉美樹記者がスタジオで解説「今年は偏西風が平年よりも北側を流れていたことで、日本の上空は暖かな高気圧に覆われやすく日ざしが強まったことなどが厳しい暑さの原因だと気象庁の専門家会合は分析。気温上昇は降水量にも影響。能登を豪雨が襲った。暑さの影響で能登半島沖の海面水温が高くなり、大気中の水蒸気量が増えたことが要因の1つだと分析している専門家もいる」「井原准教授によると熱疲労は暑さによるダメージ蓄積の体調不良のこと。心不全などの呼吸器疾患が起こりやすくなる。対策は体に熱さのダメージをためないこと。とるべき対策は熱中症の対策と変わわらない。エアコンなどを利用して室温が高くなりすぎないように調節、猛暑の日には屋外の活動を控えることが大切。気温や水温が高くなるとウイルスや細菌などがまん延しやすくなる。今年も流行した手足口病などの感染症も流行しやすくなる。井原准教授は“猛暑による被害を減らすためには個人個人の対策だけではなく、社会全体としても取り組んでいく必要がある”と話していた」。
メジャーリーグはあすリーグ優勝決定シリーズが開幕。初戦はドジャース・大谷翔平選手とメッツ・千賀滉大投手の対戦が実現する。きのう地区シリーズを制したドジャースの大谷。あすからメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズが幕を開ける。初戦で大谷と千賀の日本人対決が実現。大谷が千賀の消えるように落ちる変化球、お化けフォークをどう攻略するのかに注目が集まる。メジャーでの対戦成績では大谷が3打席全てで出塁していて、相性のいい相手。千賀はきょう大谷への対策を聞かれると「ここでしゃべるピッチャーは誰もいないと思う」と語った。
パリ五輪陸上女子やり投げ金メダリスト・北口榛花選手が凱旋パレードに参加し、地元、北海道旭川市のファンを大いに沸かせた。パリでは日本女子フィールド種目で史上初めてとなる金メダルの快挙を達成。沿道には4万8000人ものファンが駆けつけ北口を祝福した。北口は「今まで見たことないくらい人が集まってくれて本当にうれしかった。来年、世界陸上が東京であるので、投げている姿を実際に見てもらいたい。また金メダルをとって帰ってきたい」と語った。
陸上男子100mのエース・サニブラウン・アブデルハキームが、自身発案のイベント「DAWN GAMES」に登場した。世界陸上オレゴン大会では、日本人初の決勝進出を果たしたサニブラウン。イベント最終日、小学生を対象にしたクリニックでは子供たちと積極的に交流を図った。さらにレースの実況も担当。世界の舞台で戦う男がイベントを通じて伝えたかった思いとは。サニブラウンは「どんどん(子どもたちを)世界や大舞台に輩出して、日本の陸上界や日本をもっと盛り上げたい」と語った。
秋晴れの中行われた国内男子ゴルフメジャー大会・日本オープンゴルフ選手権最終日。結果:優勝・今平周吾、2位・木下稜介、3位・稲森佑貴。今平が悲願の初優勝となった。
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- 今平周吾日本オープンゴルフ選手権競技
ドジャース・大谷翔平選手の激動のシーズンを振り返る。今年、飛躍的に向上したのが盗塁の技術。大谷がメジャーリーグ7年目で初めて出場したプレーオフ。5戦目までもつれ込んだパドレスとの激戦を制し、地区シリーズを突破。歓喜の輪に加わった。夢のワールドチャンピオンへ大きく前進。大谷はレギュラーシーズンで数々の記録を更新。活躍の舞台裏をメジャーリーグ取材歴30年の敏腕記者が徹底取材。シーズン開幕前の今年2月に飛び込んできた衝撃のニュース。突然の結婚発表。相手は元バスケットボール選手・真美子さん。日本はもちろん海外からも祝福。新しい家族とともに歩み出した今シーズン。過去2度の月間MVPを獲得した6月に大爆発。その裏にあったのがルーティン。同じ構えで同じ位置に立つルーティンを始めてから一気に9ホームラン。6月だけで12本のアーチをかけた。7月は4回目の出場となったオールスターゲーム。レッドカーペットショーでは真美子とツーショットを披露。試合ではオールスターでは日本人初となる柵越えホームラン。8月には愛犬デコピンが始球式に登場。さらにデコピンは大谷のスパイクにもなった。愛犬スパイクで盗塁に成功。今シーズン盗塁数が激増したのはもちろんデコピンパワーだけではなくある秘密があった。大谷は2021年の26盗塁がシーズン最多だったが今シーズンはその倍以上の59盗塁をマーク。一塁コーチとして大谷を見守るマッカラーコーチをメジャーリーグ取材歴30年の笹田記者が直撃。そこから見えてきたのは2つの要因だった。成功する根拠がない盗塁はしない。ピッチャーがキャッチャーへ投げる時間とキャッチャーが二塁へ送球する時間、これを足して自分の二塁到達タイムと比較している。そして試合前の準備のほかにもう1つの要因。今シーズン59盗塁のうち16個はキャッチャーが送球すらできない完璧な盗塁を決めている。大谷の優れた点は塁上での観察力。投手がけん制するのか投球するのかを試合中に見抜き盗塁へと生かしている。今シーズンの盗塁成功率93.7%は、50盗塁以上をマークした選手の中で歴代2位の記録。1位・M.キャリー。メジャー取材歴30年・笹田幸嗣記者のコメント。卓越した盗塁の技術を手にした大谷は、50盗塁に到達した9月20日のマーリンズ戦。メジャーの歴史に新たな金字塔を打ちたてる。史上初の大記録、50−50を達成。大谷はレギュラーシーズン、ホームランと打点の二冠王に輝くとともに日本人初のトリプルスリーも達成。今までは投手と打者の二刀流だったが、そこにランナーとしての盗塁技術も加わり、まさに三刀流へと成長。あすからはナリーグ優勝決定シリーズ。
来年、世界陸上が東京で開幕。その大舞台を目指す18歳の高校生が男子800m日本記録保持者、落合晃。8月、若き日本王者は初の世界大会で衝撃の走りを見せた。落合はレース終盤に驚異的なスパート。初めて挑んだ世界の舞台でこの種目日本人初の銅メダルを獲得。ふだんは滋賀の高校に通うちょっぴりいじられキャラの3年生。18歳にして世界の舞台で戦う少年。その強さの秘密は驚きのトレーニングにあった。選手たちが履き替えているの下駄。足先で地面を蹴る動きができない下駄をあえて履き体幹を強化。終盤でもスピードが落ちない安定したフォームを生み出した。このトレーニングで持ち味の驚異的なスパートをさらに磨き、世界陸上の参加標準記録も視界に捉えている。日本最速の高校生が見据える次なる目標はもちろん東京世界陸上出場。
国の天然記念物に指定されている佐賀県唐津市の七ツ釜。規則正しく並んだ柱のような構造が海の中まで続いていて、ダイビングスポットにもなっている。かつては岩肌が見えないほど海藻に覆われていたが、激変したと40年近く潜ってきたダイバーは話す。唐津マリンスポーツクラブ・浪口志郎さんは「最近は海藻も私が見た感じからすると10分の1ぐらいしかない」とコメント。ここ10年ほどで海藻は激減。一方、柱状の地形がはっきり見えるようになりダイバーを楽しませている。さらにJNNは20年にわたり九州北部玄界灘の水中を取材。熱帯魚の一種クマノミが姿を見せるようになり、やがて越冬し世代交代していく様子を撮影してきた。海の変化について浪口さんは「今まであまり見られなかったアラがたくさん見られたりしている」とコメント。玄界灘でダイバーが目にする機会が増えているのが幻の高級魚とも呼ばれるクエ。九州北部での水揚げは佐賀でここ数年横ばいになっているものの全体的に増加している。専門家は、温暖化でクエの仲間にとって生存に望ましい環境になっていると指摘。水産研究教育機構・奥山隼一さんは「熱帯域にすんでいた魚種が近年九州近辺あるいは本州の方で増加している」とコメント。福岡の魚市場でもクエやその仲間のハタ類の水揚げが年々増えている。玄界灘を含む東シナ海北部の海面水温はこの100年で年平均1.31度上昇。日本近海の平均を上回る水温の上昇によって、漁業、そして海とのつきあい方は大きく変わっている。
みかん産地として知られる愛媛県。宇和島市で20年ほど前から栽培されている柑橘がブラッドオレンジ。タロッコとモロという2つの品種があり、今はまだ青い状態だが、2月から3月の収穫時期を迎えると果肉が赤く染まる。濃厚な甘みと程よい酸味が特徴のブラッドオレンジは地中海沿岸が原産で、宇和島市では年間およそ500トンが生産されている。愛媛で作られるようになったわけを栽培を後押しした県に聞いてみると愛媛県みかん研究所・上田浩晶さんは「宇和島市の平均気温が南イタリアの気候に近づいたことから宇和島市でもブラッドオレンジを生産できるのではないかと考え提案した」とコメント。産地化に動き出した2007年ごろの宇和島市の年間平均気温は17.5度、30年前の1970年代と比べ1.6度上昇し地中海の気候に近づいていた。みかん農家の児玉恵は先駆けてブラッドオレンジを栽培した1人。試行錯誤を重ね今は年間8tを主に関東方面に出荷している。猛暑や少雨にも強く温州みかんに比べ1.5倍ほど高い値段で取引されるというブラッドオレンジ。ジュースや酒、それに菓子といったさまざまな加工品も登場している。国内最大のブラッドオレンジの産地となった宇和島市。みかん農家たちは温暖化を逆手に取った農業経営で気候変動に向き合う。
東京・目黒区で今年もさんま祭が開かれ、訪れた人たちが秋の味覚を楽しんだ。古典落語の「目黒のさんま」にちなんだこの祭りは、今年27回目を迎えた。友好都市の宮城県気仙沼市から届いた旬のさんまが、事前の抽選で選ばれた区民を中心に無料で振る舞われた。去年に引き続き今年も深刻な不漁が続いていて、さんまの確保が危ぶまれていたがおよそ2000匹が届き、訪れた人たちは秋の味覚を堪能。
衣替えの際のポイントについてお洗濯マイスター・大貫和泉さんは「“しまい洗い”で汚れを落としてからしまうことがポイント」とアドバイスした。
全国各地の天気を伝えた。あすも秋晴れ汗ばむ陽気。
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