情報ライブ ミヤネ屋 (最新ニュース)
旧村上ファンド系の投資会社などが、株式の買い増しを続けていることを受け、フジテレビの親会社「フジ・メディア・HD」が対抗策を発表した。フジ・メディア・HDの株式をめぐっては、「物言う株主」として知られる村上世彰氏が関わる投資会社などが買い増しを続け、すでに15%余を取得している。フジテレビの親会社が発表した対抗策では、特定の大株主が20%以上の株式を取得しようとした場合、株主が適切に判断できる情報提供を求める他、内容次第では買い付けの是非を問うための株主総会を開催するとしている。その上で、買い付けが撤回されないなどの場合、大株主の保有率を下げるための対抗策として、株主に新株予約権を無償で割り当てるとしている。一方、フジテレビ側の発表に対し村上市側の関係者は、「ガバナンスに反していると言える対応で失望した」として、フジテレビ側の防衛策を批判的に受け止めているという。その上で、今後の対応を検討するとしている。