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ドイツでは、来年9月に連邦議会選挙が予定されている。中道右派で最大野党の会派は17日、首相候補をメルツ党首にすると発表した。首相候補をキリスト教民主同盟のショルツ首相が率いる政権への支持が低迷する中、最大野党の会派は最新の世論調査の支持率で30%を超え首位に立っている。一方、ショルツ首相も与党の首相候補として立候補する考えを示している。キリスト教民主社会同盟は今回、2021年の時のように対立ではなく合意の姿勢を示した。2人の党首が並んで立ちゼーダー氏はメルツ氏に譲った。2015年にCDU/CSUを分裂させた移民難民問題に関しては意見が一致したという。緑の党と連立を組むノルトラインウェストファーレン州のヴュスト首相は16日、シュレスビヒホルシュタイン州のギュンター首相は17日に、メルツ氏への支持を表明した。カザフスタンを訪問中のショルツ首相は、落ち着いた様子で再び与党社会民主党の首相候補として立候補する考えを示した。