大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
李在明氏についてプロフィールを確認。現在60歳で妻と2人の息子がいる。大学卒業後は人権弁護士として活動。城南市長や京畿道知事を務め、2022年大統領選で「共に民主党」から立候補したが、尹前大統領に僅差で敗れた。李在明氏は公職選挙法違反や市長時代の都市開発事業をめぐる不正などで計5件の裁判を抱えていて、すでに有罪が確実になっているものもある。「共に民主党」は李在明氏を「免責」するための法案を続々と提出済み。露骨な司法掌握の動きが加速すると、世論の急速な支持低下を招きかねない。鈴木さんは「自分で経験したことでしか身につかないものがあるが、彼にはそれが少ない」と話した。李在明氏は過去に「日本は敵性国家」と発言したことがあり、福島第一原発の処理水海洋放出についても「汚染水の投棄だ」と非難していた。尹前大統領の対日政策については「屈辱外交」と批判し、日本への厳しい発言が目立っていた。ただ、大統領選では日韓協力を重視する外交路線を掲げて戦っていた。公約では経済・安全保障・人的交流などで未来思考的な韓日協力関係を維持、歴史問題など敏感な懸案の解決に努力としていた。李在明氏の大統領就任式の様子を紹介。2017年に大統領になった文在寅氏と同様に就任宣誓式を中心とした簡素な形式になるのではと言われている。鈴木さんは「李在明氏の本音は屈辱外交とかいうのは間違いないと思う。彼自身日本に対してあまり興味を持ってないと思う。何度か日本に旅行したとしか言ってない。その程度の理解で、あとは理念的な形でのこの世代ならではの対日感を持っている。大事なのは、6月22日が日韓国交正常化記念日。この日に首脳が何等かのメッセージを発しなければいけない。この時のメッセージが極めて重要だと思う」と話した。先月27日に行われた最後のテレビ討論会で李氏は北朝鮮と対話する姿勢を示した。先月26日にはSNSでもし大統領になったら軍事ホットラインを含め、北朝鮮との意思疎通回復を図るとも表明している。