報道ステーション (ニュース)
熱中症に特に注意が必要なのが建設業などの屋外の仕事。熱中症を早期に発見し、重篤化を防止するため6月1日からは職場における熱中症対策が義務化される。暑さ指数28℃以上、または気温31℃以上の屋外で、連続1時間以上または4時間を超える作業では事業者が対応する必要がある。都内の建設現場で運用されているのは暑さ指数が危険に達するとランプで知らせる装置。本部でも状況を把握できる仕組みとなっている。啓発ポスターを貼り出し、こまめな休憩などを呼びかけている。熱中症が疑われる人を早期発見し、医療機関に搬送するまでの手順を作成することも義務化されており、都内では説明会が行われた。事業者が労働者の熱中症対策を管理しなかった場合は50万円以下の罰金などが課される。