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茂原市にある築50年を越えた巨大団地が老朽化し、治安悪化などの懸念が高まっている。市営団地「真名住宅」は東京ドーム1.2個分の広大な敷地に299戸73棟が立ち並んでいる。高度成長期以降、都市近郊を中心に大規模な住宅団地が供給された。茂原市にも大手企業などの進出が相次ぎ、工業都市として栄えた。近隣の工場で働く人のベッドタウンとして真名住宅が整備され、多くの人が移り住んだ。しかし2000年代に入ると、工場閉鎖や事業の縮小に伴い、多くの人々が団地から出ていき、現在住んでいるのは10世帯だけ。茂原市は団地の廃止を決定、2020年から住民への説明を開始した。住民は来年3月までに立ち退きを求められている。