- 出演者
- 渡辺和洋 斉藤舞子 明石修一 須田将司
オープニング映像。
オープニングの挨拶。今回は「『小学一年生』創刊から100年 子供を取り巻く社会とメディアの変化 後編」。
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7月3日放送の「話がウマ過ぎるダイエット&美容法は効果ある?オードリーのTHEドキュメントーク」に寄せられた視聴者からのコメント「タオルをT字に敷くダイエットが参考になった」などを紹介。
7月5日放送の「土曜プレミアム 国民的アニメの祭典」に寄せられた視聴者からのコメント「子供も最後まで視聴できるよう再放送か配信して欲しい」などを紹介。
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- 土曜プレミアム
7月6日放送の「検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~」に寄せられた視聴者からのコメント「表向きの番組にしか感じられない」などを紹介。
6月11日放送の「検奇跡体験!アンビリバボー!」に寄せられた社外モニターからのコメント「ドキュメンタリー作品として完成度が高かった」などを紹介。これに対し担当プロデューサーの山森正志のコメント「ご意見を反映しながら番組をより良く導いていく」を紹介した。
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- 奇跡体験!アンビリバボー山森正志
番組「サン!シャイン」を議題に行われたフジテレビ番組審議会の様子を紹介。齋藤孝委員らの意見に対し、担当者である池田綾子チーフプロデューサーは外国人というワードで分断が発生することを避けるためにどういうふうに表現していくべきか考えていきたいなどと語った。
今回は今年で創刊100年を迎えた「小学一年生」特集の後編。前回までの様子を紹介した。
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小学館「小学一年生」の編集長である明石修一、学習院大学教授である須田将司がゲストに登場。明石らは高度経済成長期中盤の1971年に出版した小学一年生を紹介し、学習テストで学力を伸ばすというニーズに基づいた記事作りになっていたなどと語った。また明石らは教育に保護者が関わり始めた頃であり初めてのPTAを特集していたなどと伝えた。須田らは60年代から教育ママという言葉がメディアにはあり、高度経済成長期の中で性別による役割分担が定着した中で子育てを上手にやるのが母親の務めとし、母親たち自身が自分を責めるようような人も増加していたなどと説明した。
高度経済成長期の小学一年生において特徴的であったのは組み立て付録であるとし、当時の組み立て付録を紹介。渡辺は当時スペースシャトルの組み立て付録を組み立てて遊んだ記憶があるなどと語った。須田らは組み立て付録は社会とのつながりを作るための教材として素晴らしかったなどと伝えた。
ゆとり教育期の小学一年生を紹介。明石らは1990年の2月号の小学一年生では表紙も絵ではなく写真に変わっており、固形カレールーが向上でどのように作られているのかを特集した記事であったなどと伝えた。須田らは80年代では校内暴力や学校の荒れが発生した頃であり、子どもたちが学習に面白みを感じていないことから1989年の学習指導要領では新しい学力観が提唱され、知識・技能の学力観から関心・意欲・態度重視の学力観へと転換していったなどと解説した。
現代の小学一年生を特集。明石らは2025年の5・6月号の小学一年生の記事を紹介し、人気者である子供タレントの永尾柚乃が教えてくれる人気ものレッスンを記事にしているなどと伝えた。明石らは現代の保護者の不安は小学生に上がる子どものコミュニケーション力であり、そうした課題にしていることを記事にしているなどと語った。明石らは「どうぶつえんじけんぼ」と題した記事では動物に関するクイズが出題されており、クイズを体験した子供が率先してクイズを話題に新しくコミュニケーションを生んでいくなどと話した。
小学一年生の今後の展開について明石らは、ここまでも読者が変わるたびに雑誌も変化し続けており、未来に向けて紙媒体だけではなく別の形で小学一年生らしさを出していければいいなどと語った。今後子供向けメディアに求められていくことについて須田らは、子どものワクワク感を刺激し湧き上がらせるもので、海洋生物学者で作家のレイチェル・カーソンが1965に出した著書「センス・オブ・ワンダー」では、子供は神秘さや不思議さに目を向けるものでそうした感性を大切であると伝えており、そうした体験ができる場を用意することこそが教育の仕事になるなどと説いた。