NHKスペシャル 椎葉 山物語 ”のさり”の原風景
久喜さんのニワトリを襲ったテンが、追いかけてきたアナグマに食べられた。生きること死ぬこと、すべてはのさりだった。久喜さん夫婦は、牛飼いに山仕事、蜂蜜採りと結婚してから休みなく働いてきた。谷に集落が点在する椎葉は、古くから地すべりや川の氾濫で被害を受けてきた。厳しい自然ものさりと受け入れて生きてきた。18歳で椎葉を出た翔仁さんは宮崎市内や東京で料理人として働いたが、37歳になった今は椎葉に戻って実家の豆腐屋を継ぎ、名物の菜豆腐を作っている。山でイノシシが罠にかかったと知らせを聞いて駆けつけた翔仁さんは、初めてイノシシの解体を手伝った。
