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幕内で10回の優勝を果たした横綱・照ノ富士が現役を引退。土俵生活についてその思いを語った。照ノ富士は「自分の中でできるかぎりのことを尽くしてきた。これ以上、中途半端な気持ちと体で土俵に立つべきじゃないと引退を決めた」と語った。力強い四つ相撲で幕内で10回の優勝を果たした33歳の照ノ富士。約14年にわたった土俵生活に今場所で別れを告げた。しかしひざのけがや糖尿病などで休場が続くと、大関から一時は序二段まで番付を下げた。たゆまぬ努力で徐々に番付を戻していった。令和3年に第73代横綱に昇進。照ノ富士は「14年間、激しい相撲人性だった」と語った。今後は親方として後進の指導にあたる。後輩の活躍にも期待を寄せている。